
日本三大絣『備後絣』から生まれた備後節織。
その掠れたような柔らかな風合いが織り成す伝統工芸。
備後節織は日本三大絣の一つである備後絣から生まれた織物ブランド。
広島県府中市が所在地のスピングルと同じ備後地方にて、江戸時代から織られています。

職人により生糸を染色するところから。
藍や柿渋で手染めし、天日干し。
絣は、まず糸を染色してから織ります。糸の染色も職人による手染め。藍や柿渋などの染料で手染めし、天候に細心の注意を払いつつ、天日干しをします。
染めた糸から織ることで柄や色にズレが生じ、
掠れたような柔らかい表情の織物に。
染めた糸を織りながら柄や模様を表現することで、柄や色に絣特有のズレが生じます。そのズレによって、掠れたような柔らかい風合いが織り成されます。


柄や色彩を掠れたような風合いで
表現できるのは絣だからこそ。
織る際に柄や色がズレることで生まれる風合いは絣ならではのもの。生地を織った後に染色すると均一に綺麗に染色されたり、
まばらに不均一に染色されるため、柄や色彩を絶妙にぼかしたように表現できるのは絣ならではのものです。
90年以上培ってきた技術から生まれる
至極の履き心地を、修理で長く愛着を。
スピングルでは1933年から培ってきた技術をもとに、日本人の足型に合わせて広島で何度も木型やパターンの修正を施し、履き心地の良さを追求しています。
この巻き上げソールはクッション性、耐久性、弾性に優れ、修理も可能なため、長く愛着を持って履いていただけます。『大事に履きたい、でも毎日履きたくなる。』
広島の自社工場で作るからこそ、そんな魅力を持っています。

This low-cut is made from Bingo-Fushiori fabric, a new fabric brand derived from Bingo-Kasuri, a traditional textile brand of the Bingo region. It is characterised by the presence of neps (intentional knots) and has an airy softness and warm, rustic texture due to the slow, careful weaving process. There are currently only two weaving companies in Japan, and production of this very precious fabric is limited due to the many manual processes involved. It has a light touch and excellent moisture absorption and breathability, making it cool in summer and warm in winter. The more you use it, the softer it becomes and the more you can enjoy its texture as it ages.
Outsole: Made of natural rubber, with excellent elasticity, durability, grip and flexibility. Deep ‘No.8 Outsole’
Insole: Resilient and soft latex sponge
Lining: Breathable canvas
Laces: Flat strap with stone pattern
Sizing: Same as SP-110 (*Slightly different due to differences in materials and design)
- 当社で使用している革は、天然原皮を自然な風合いを残したまま鞣しておりますので、若干の傷痕やシワがある場合がございます。革本来の表情、素材感、個性を感じて頂ければと思います。
- 製品は一つ一つ手作業で製造しているため、仕上がりに多少の個体差が生じる場合がございます。
- ハトメ部(紐を通す穴)に使用している素材によっては、摩擦によりハトメと接する紐およびアッパー(ハトメの裏側)に黒い汚れが付着する場合がございます。
- 実際の商品と画像で若干の色合いの違いがある場合がございます。また、ご利用のパソコンのモニターによっても色の違いが生じることがございます。